めったに開花しないとされるサトイモが、愛媛県今治市上浦町瀬戸の農業近藤秀明さん(75)方の畑で薄黄色の花を咲かせ、近所の話題となっている。
 近藤さんは、友人から分けてもらった30~40株を今春初めて植えた。8月下旬から今月上旬、4株に花を発見。大きいもので30センチほどあり「びっくりした。サトイモ自体に問題がないか心配になった」。
 県農林水産研究所(松山市)によると、開花する品種は限られ珍しいといい「夏場の高温が影響したのではないか」とする。ちなみに、花が付いても食べるのには問題ないという。